東京の金融機関で働く新卒のブログ

金融機関に就職した新卒社員。東京都港区在住。

全く行く意味の無い「高校」という詐欺商材

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唐突ですが世の中にはありとあらゆる偽り深い詐欺商材が溢れています。
 
「100万円払ったのに全く稼げない。」
「50万円払ってスクールを受けているけど中身が薄いし、詐欺だ。」

  

そんな日々続々とローンチされる詐欺商材の「被害者」達は途絶える事を知りません。
 
しかし世の中には公に詐欺商材を大量に販売している組織集団があります。
 
 
それが実は誰もが通った「高校」なのです。
 
 
高校の教師をされている方には大変恐縮ですが気分を害さず見て頂きたいです。
 

 

高額なお値段で大量に売り付ける私立高等学校

 

断っておきますがもちろん良い商材だってあります。
 
しかし、今考えると無価値で中身が空っぽだった高校だってたくさんあるのが現実です。
 
高校の教育が無価値だったと思えるのには根拠がいくつもあるのです。
 

1.それをいつ使うのか

 
僕は普通科の高校だったのですが「これはいつ使うの?」という授業をひたすら受けていたわけです。
 
実際に僕は化学の元素記号を卒業後使った事がないし覚えていません。
 
生物学を使用して何かした記憶も確かありません。
 
日常会話で古典を使ったことも多分ありません。
 
複雑な数字式を使って世の中の難しい理論を解いたりもしません。
  
実際いま使うのは算数と英語くらいです。
 
数学ではなくて算数です。
 
それも足し算、引き算、掛け算、割り算です。
 
教育を全否定するわけではありませんがせめて将来使えるスキルを身につけさせて欲しかったものです。 
 
そのように全く実際の活用性がなく授業も面白くもないので生徒たちは革新的近未来的学習方法である「睡眠学習」というものをし始めるのです。
 
 

2.寝ている生徒を起こさない教師

 
基本的に僕は授業なんて8割聞いていませんでした。
 
なぜなら睡眠の方が価値が高いと思っていたからです。
 
睡眠>>>>授業という優先順位です。
 
周りの人だって高校三年間の大半を睡眠学習していたという人がマジョリティでしょう。
 
まあ、授業を受けてもよかったんですが、寝てる方がええやん。
 
なのですよ。
 
そして、教師はなぜ寝ている生徒を放っておくのでしょうか?
 
確かにこっちは寝たくて寝ていますが、要は授業に対する価値がわからないのです。
 
もちろん大切で一生使えるものだってありますがそんなことを10代のクソ餓鬼がわかるはずもありません。
 
だから寝るしかないのです。
 
教師はその価値に気づかせてあげないといけません。
 
ついてこれる人だけついてこいスタイルだったらクソ餓鬼はどんどん置いて行かれます。
 
そして気の弱い教師は生徒が生徒が寝ていても遊んでいてもほったらかしです。
 
起こそうとも授業を変えようともしません。
 
そもそも寝るということはその授業に興味がないからです。
 
睡眠>授業になってしまう授業にお金を払っているのです。
 
詐欺商材ではないでしょうか?
 
「やる気がないなら授業の邪魔をせずに寝とけと言いました。」と対価を払っている親に堂々と言えるのでしょうか?
 
結果生徒に何も身につかないのならそれは立派なネットビジネスの詐欺情報商材と同じレベルだと僕は考えますね。
 
だって結果的に金銭の対価が十分支払われていないのですから。
 
結論、生徒が退屈で寝るなら生徒を変えるのではなく教師が変わらないといけません。
 
 

無価値な授業にぼったくられる親御さん達

 
 
ここまで散々言ってきた私立の高校ですが、果たしてその入会のお値段はいくらなのでしょうか。
まずは僕が三年間通い続けていた私立高校のおおよそのお値段を見ていきましょう。
 
〈高校三年間の費用〉
私立高校はなんとお高いことでしょう。
 
そしてこれらの多額のお金の払い手は親なのです。
 
子供の貴重な貴重な将来をかけて三年間に投資をするわけです。
 
当時の私たちのようなクソ餓鬼にそんな大切な事が分かる訳がありません。
 
騙されているのは親なのです。
 
親は大切なお金と子供の時間を無駄にしてしまっているのです。
 
ところで、高校は授業以外にも学べることはたくさんある。と思われた方もいるでしょう。
しかし今僕が主張したいのは授業という学校のメインコンテンツだけなのです。
 
勘違いをされている人もいらっしゃるかもしれませんが高校にいく意味はもちろん全体的に見るとありましたよ。
学校を通して一生付き合える友達や、大切な教師、そして部活動という大変貴重な青春を買うことはできます。(それは一生の財産になるということは重々承知ですが今回はスルーです。)
 
しかし、学校の本質として大切なのは先程も述べたように授業というコンテンツです。
 今回はそこだけのお話をしています。
 
この授業だけが無価値になってしまうと、
イベントがいっぱいあって友達もいっぱい出来て青春できるけど、コンテンツは空っぽで全く稼げない3年間で300万円かかる情報商材」
になってしまうのです。
 
しかしだからと言って親は子供の高校進学を止めることはできません。
 
なぜなら親は子供の好きなようにさせてあげたいからです。
 
僕は幸い高校野球をやって一生の財産を手に入れる事ができましたが、授業に関しては失われた3年だったのです。
 
これは中学校も同じです。
 
失われた6年なのです。
 
 

学校生活で得たもの

 
基本的に学校で得たものは「授業」以外のことしかありません。
 
例えばテストのために必死にプランを組んで徹夜で取り組むテスト勉強とか。
 
残念ながら目標と期限を定めて取り組むプロセスといったようなどこでも出来そうなことしか学べないのです。
 
 こういったように「授業以外にもたくさんのことが学べた」というのは実際に世の中の大半が経験したことだから理由は後付けになってしまうのです。
 
本当はもっとクローズドで遥かに金銭と対価が見合っているコミュニティとかもあったりするんじゃないでしょうか。
 
特に大学とか高校じゃなくても。
 
まあでも高校の部活は本当に一生の財産だけどね!!