東京の金融機関で働く新卒のブログ

金融機関に就職した新卒社員。東京都港区在住。

投資の理論で人を金融商品化してみるとわかる本質。

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僕は大学時代「金融」の勉強をしてきたのだが、その中でも「投資」に関してはとても興味が湧き進んで勉強ができた。

学生の時に株式投資だって実際にしてみた。

そこで学んだことがある。

 

それは投資の理論は自分の事や自分の身の回りの全ての事に当てはめることができると言うこと。

 

 考えてみれば日常のあらゆることに当てはまるのだ。

 

投資の勉強はロジカルシンキングをかなり鍛えることができる。

今回は投資の理論を踏まえてあらゆる人を金融商品に例えていこう。

 

今回は感情は挟まず理論だけで見てほしい。

 

 

人は皆自分株式会社を経営している

 

 この投資の理論を自分に当てはめると自分を株式会社化することができる。

 

そう、自分株式会社だ。

 

人は自分で自分を経営しているのだ。

 

自分はこの世に生まれて一人で育ったわけではもちろんない。

 

生まれた時から自分でビジネスをして生活できるわけもない。

 

どうやって育ったかというと、他者からの出資を受けてだ。

 

人によって出資配分は違うと思うがその大半は家族であると思う。

 

そう、僕にとっての大株主は親である。

 

小さい時からずっと僕にお金を出資してくれていたからだ。

 

そして親は最高意思決定機関でもあった。

 

なぜなら議決権を50%以上持っており会社(自分)を育てる義務があったからだ。

 

高校や大学に行けるのも全て自分へお金を出資してくれる投資家がいたからだ。

 

そして投資家は親だけではない、自分に時間とお金を投じてくれた人全員である。

 

もちろん出資してくれたお金は株主に配当しなければならない。

 

そう、会社は株主のものだからだ。

 

これらはごく当たり前のことだとは思うが投資の理論がしっかりと当てはまってはいないだろうか。

この理論を当てはめて、自分の役割は何なのか。

そしてどうすればリターンを出せるのかを合理的に考えていきたい。

 

女性ベンチャーキャピタリスト

 

そして女性はベンチャーキャピタリストに例えることができる。

どういうことかというと、女性は結婚する男性によって人生が決まるので、より男を見抜く目利きの力が大事だということだ。

 

 「損する結婚儲かる離婚」を読み女性はベンチャー投資家だと思った。 - FUJII KENTA BLOG

 

結婚というのは会社の合併とも言えるだろう。

よって結婚は金銭面が重要であり男性の財務諸表・キャッシュフロー表・将来性や成長性を全て見極めて投資しなければならない。

 

まさにベンチャーキャピタリストである。

 

詳しくは藤沢数希さんの著書にて記載してある。 

損する結婚 儲かる離婚(新潮新書)

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 恋人への分散投資

 

投資の格言や原則を勉強していて分かったことがある。

 

それは女性は複数の男性とお付き合いした方が合理的だという事である。

 

それはどういうことかというと、リスクの分散だ。

 

「卵は1つのかごに盛るな」という投資の格言があるが、恋愛などではなぜそれが認められないのだろうか。

(あくまで理論なので感情的なことはスルーで。)

 

結婚はまた話は別だが本当に独りとしかお付き合いをしてはいけないのだろうか。

 

その人がダメになって別れた時にどんな精神になってしまうだろうか。

 

突然別れてしまって全財産を失ってしまったかのようなメンタルになってしまう人はいないだろうか。

 

ところが分散して複数人とお付き合いをしていると別れる損失の痛みを回避できてしまうのではないかと思う。

 

 

まあ感情的にそれは出来ないと思うが。

 

人という金融商品

 

人間関係全般でいうと、分散投資することはあまりお勧めしない。

 

なぜなら投資対象を分散することによって過大な損失を被ることになりかねないからだ。

いつのまにかたくさんの人に時間を奪われ足を引っ張られてしまいかねないからだ。

 

そして一番良いのはフォーカス投資だと考える。

 

本当に良いと思う商品を本質的価値より安い価格で買う。

 

というバフェット式理論がうまくはまるのではないだろうか。

 

自分が良いと思った銘柄に絞って投資をするという事である。

 

本当に良いと思った人に集中すれば人間関係の質もグッと上がるのではないだろうか。

 

一番いけないのは「塩漬け」である。

塩漬けは、主に株式投資で使われる用語で、保有している銘柄が買値より大幅に下落し、売却した場合に損失が大きくなるため、「売るに売れない状態」のことをいいます。

塩漬けとは|金融経済用語集

 

 

 

どうでもいい人から「飲みに行こうぜ!」とばかり声をかけられるとキリがないだろう。

 

塩漬けにせず、損切りすることも自分のパフォーマンスを上げる為に大切なことだ。

 

 

会社という金融商品

 

株式会社の会社員という金融商品がある。

この投資案件はかなり人気の投資商品である。

 

大学を卒業すると大半の人がこの株式会社のサラリーマンとなり自分を投資していくことになる。

しかしこれはお金で投資するのではない。自分自身を投じるのだ。

 

この「会社」という金融商品はとても危険だ。

なぜならあなたという投資家を食い物にするからだ。

 

しかし、投資すればそれなりの安定したリターンは返ってくるだろう。

もちろん失うモノも大きくリスクだってある。

 

例えば推定生涯年収が2億円程度の会社に入社したサラリーマンがいたとしよう。

この人の新卒一年目の年収が300万円だったとする。

この人の会社では2億円の資産価値を持っているので

2億円÷300万円=0.015

 

つまり最初の年は年1.5%のリターンで年収を稼ぎ出すことになる。

 

つまり自分を自分で運用して年1.5%で運用したという事だ。

 

これはどういうことなのか。

自分の2億円もの労働力と時間といった人的資源を会社に投資し年率3~5%のリターンを得ようとしているのだ。

 

そして平均年収が500万円ほどの会社であれば自分の労働で年平均5%を運用することになる。

 

リターンはそれなりに良いのかもしれないのだが自分の身柄を会社に塩漬けしなければならない。

 

それも最悪約40年間も塩漬けで会社に身を置いている可能性がある。

果たしてこれは適格な投資と言えるのだろうか。 

 

儲かる投資かどうかはさておき、本当にこれが自分の人生最大のパフォーマンスであるのかというところに疑問を抱く。

 

もし会社を売られたりしてクビになった場合、利回りも自分の資産価値も一気にゼロになってしまう。

会社の倒産もそうだ。

 

何に投資するべきなのか。

 

結論投資するべきものは「絶対に損をしないもの」だ

 

恋人であれ人間関係であれ本質的価値の高いものに一点投資すべきだと考える。

「この人なら絶対に損をしない!」と思う人に投資するのだ。

(損をしないというより、自分にリターンが返ってくるという人)

 

だから人間関係のポートフォリオもある程度絞った方が良いということだ。

 

そしてそれ以上に大事なのが自分自身に投資することである。

それが一番の高利回りではないだろうか。

 

株や投資信託、不動産にいくら投資したって将来マイナスの資産になってしまう可能性だってある。

 

だから若いうちはどんどん自分に投資するべきだと考える。 

時間とお金を自分が成長するものに投じる。 

 

そして自分のルールは自分で決められる。

 

人が投資不適格だと思っていても自分に価値があると思ったものには投資をするべきだ。なんせ絶対に損しないと思ったものには迷わず投資するべきだ。

 

長期で自分が利益を出せるもの、そして長期的に絶対に損をしないと思えることに自分も投資をしていきたい。

 

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