キャバクラの元店長に聞く「キャバクラのマーケティング術」
こんにちは。
僕は先日フリーランスの方とお食事にいってきました。
この方は異業種交流会で会った方で僕の近況を聞いてくださいました。
「いや〜これからが楽しみやね~。」
自分「はい!しかし、仕事もそうですが接待のゴルフやキャバクラも頑張らないといけないですよね~。」
「あ、俺元々キャバクラで店長やってたで。」
自分「え?本当ですか?!話聞かせてください!笑」
というわけで、これから仕事の場でも必ず利用するであろうキャバクラについて、
初心な僕はこれは自分が実践する時に役立つかもしれない!と思い話を聞こうと思いました。
そしてキャバクラの元店長の方からキャバクラの内側についてを聞くことに成功しました。
目次
まずはボスを探す。
良く店の前に立っているキャッチの人がいますよね。
「お兄さん、1時間だけどうですか?」とよく声をかけてくるこの人達、
とてもフレンドリーに話してくれますが
実は一点だけ見ている所があるそうなんです。
一体お客さんの何を見ているのでしょう?
それはお客さんの中で、
ボスは誰なのかを見ているのです。
彼らそこを本当に見ています。
まあ言ってしまえばお金を一番持っていそうなのは誰か?ですよね。
学生なら一番決定権がありそうなヤツを探す。
大学生の場合だと、キャッチのお兄さんが会話の中で誰が一番権力があり決定力がありそうか。というのを見極めるのです。
誰がジャイアンかを探すんです(笑)
そしてそれらのお客さんを案内する時、
キャッチのボーイは既に店と連絡を取り合っています。
誰がボスなのかを、その人の特徴や着ている服など、きめ細かくお店に伝えます。
そして案内されたお客さんを席に案内しますが、
ここで店側は、ボスを必ず上座へ座らさなければなりません。
なので店側はボスであろう人物を上座へと誘導するのです。
そう、ボスをいかに楽しませるかがキーポイントですからね。
お金の払い手もしくは最高意思決定者の気分を上げておかないと長く滞在してくれませんし。
トイレに行くフリ作戦。
そして配置された女の子は相手がどんな人なのかを見極めていると言います。
僕が話を聞いた元店長はこう言ってました。
「キーパーソンに付く女の子にはしばらくするとトイレに行くフリをして俺のところにどんな人だったか伝えに来いと言ってた。」
「そこで話を聞いてその人に適正な女の子を選ぶ。」
そう、やはりキーパーソンは重要ですのでこういった戦法をとっていたそうなのです。
ん~緻密やね~。
15分前美人作戦。
ん~この作戦はもう最終奥義といってもいんではないでしょうか。
言葉通り、時間終了の15分前に最終兵器の美人女の子を投入する作戦です。
これは延長したくなりますよね笑
お客さんの好みであればわかってても延長します。
そして、延長して5分ほど経つともうその女の子は変わっちゃったりすることも(笑)
いや、でもこの作戦はすごいw
モテるためにはお金しかない。
「キャバクラの女の子にモテる秘訣は何ですか?」
と聞きました。
「残念やけど、お金持ってるかどうかやね。」
という答えが返ってきました。
そもそもここでモテようと思うこと自体が間違った考えなのかもしれません。
うんまあ、キャバクラの女の子達だって暇じゃないでしょうからね。
彼女達だって仕事で必死です。仕事としてやってるわけだしお金が男の人の選択基準になるのはもはや納得。
そして休みの日まで連絡して来て会おうと言われるとしんどいみたいです。
そりゃ女の子達だって遊びに来てるわけじゃなくてお金を稼ぎに来てますもんね。
そりゃ証券会社の営業マンだって富裕層をターゲットにしたいのは当たり前の事だろうし。
もちろんそれなら支払余力がある人を選びますよね。キャバクラの女の子だって。
「キャバ嬢を口説こうとするくらいならちゃんと他で彼女を作ってお金を使ってあげた方が絶対いいよ♪」
確かに。
まあ、あくまで良質なサービスを提供してもらいに行く場所なんだという事を忘れないでおこう。
女の子にお金持ちアピールは効かない。
キャバ嬢にはお金持ちアピールなんてほとんど効き目がないそうです。
なぜなら彼女達はお金持ちの人なんてたくさん見てきているから。
お金持ちアピールをしてもせいぜい後で女の子同士で話のネタにされる程度で終わりらしいですw
さいごに:仕掛ける側で見れば更におもしろい。
とにかくサービスを受ける時はいつも仕掛ける側の目線で見るべきです。
こういったキャバクラのマーケティングや女の子のお客さんに対するコミュニケーションなど、盗める所やヒントがたくさん隠れています。
視点を変えれば「こうやってお客さんを長く滞在させているのか。」「ここは高いけどこういうサービスが他より優れているんだな。」といった発見がたくさん出てきます。
ビジネスのリテラシーを上げるために自分が利用するサービスは全て
「どうやって儲けているのか」をついでに考えていきましょう。
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